10代20代から圧倒的な人気のぺこちゃん。妊娠中のぺこちゃんが「ベルタ葉酸サプリ」をSNSでアップしたことで気になっている方も多いはず。葉酸は、母子手帳にも記載されるほど妊婦さんに必要とされる栄養素です。そんな葉酸サプリがお腹の赤ちゃんへ与える影響などについて詳しく解説します!
概要
ぺこちゃんが飲んでるベルタ葉酸サプリ
現在妊娠中のぺこちゃんが「ベルタ葉酸サプリ」をアップしたSNSがこちら。
日に日に大きくなるおなかにどきどきする毎日、飲んで塗って支えてもらっています🌈#ベルタ葉酸サプリ #ベルタマザークリーム #ベルタマタニティ #ベルタマークhttps://t.co/Sp5R3cMkeR pic.twitter.com/me9XkjQHB3
— Peco Okuhira Tetsuko (@pecotecooo) 2018年4月24日
ハッシュタグ(#)には、
- ベルタ葉酸サプリ
- ベルタマザークリーム
- ベルタマタニティ
- ベルタマーク
が付けられています。ベルタとは、健康と美容に特化した商品を販売するブランドのことで、ベルタ葉酸サプリやベルタマザークリームなどは、妊娠中の女性の健康と美容のための商品です。ベルタマタニティとは、ベルタのマタニティ向け商品の総称で、ベルタマークというのは、ベルタとマタニティマークの妊婦さん応援企画の名前です。
今回は、ベルタマタニティの商品の中でも、人気の「ベルタ葉酸サプリ」について詳しく見ていきます。
ベルタ葉酸サプリの特徴
ベルタ葉酸サプリは、妊娠中や妊活中に必要な葉酸を中心としたビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取できるサプリメントです。出産を経験した現役ママが商品の企画開発をしているので、女性の気持ちに寄り添ったサプリメントとして人気です。
ベルタ葉酸サプリの一番の特徴は、「酵母葉酸」です。
他の葉酸サプリと違い、葉酸に酵母を含有させることで、葉酸の体内への吸収率が高くなるようされています。ベルタ葉酸サプリには、このモノグルタミン酸型の酵母葉酸が400μg配合されています。
厚生労働省が推奨する妊婦の1日の葉酸摂取量
妊婦さんの葉酸の摂取を厚生労働省が推奨するには以下のような理由があります。
厚生省では、本報告書をもとに検討した結果、神経管閉鎖障害の発症が葉酸の摂取不足のみから生じるものではなく、葉酸摂取は神経管閉鎖障害の発症に関する一因子であるという観点から、我が国において葉酸の摂取により神経管閉鎖障害の発症リスクが低減する確実な証拠があるといいがたいものの、葉酸の摂取により一定の発症リスクが低減がなされるものと考えられることから、現時点で得られている妊娠可能な年齢の女性等の葉酸摂による神経管閉鎖障害のリスク低減に関する科学的な知見について正確に情報提供を行うことが必要と判断し、当面の間、別紙「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等の対する葉酸の摂取に係る情報提供要領」に基づく方策を保健医療関係者を通じて広く一般的に周知することとした。
引用元:厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」
また、上記と同じ厚生労働省の資料内にて、厚生労働省が推奨する1日の葉酸摂取量は以下のように記載されています。
これまでの疫学研究においては、葉酸摂取量が1日0.36~5mgの範囲で、いわゆる栄養補助食品を用いた摂取方法による神経管閉鎖障害の発症リスクの低減がみられている。また、主要国の葉酸摂取の勧告では1日0.4~mgとなっている。疫学研究において、葉酸摂取量の増加に伴い大きな低減がみられるという関係は認められていないことから、発症リスクの低減に有効である最小摂取量を概ね1日0.4mgであると考え、食事に加え、いわゆる栄養補助食品による1日0.4mgの葉酸摂取の情報提供を行うこととした。
ちなみに「0.4mg=400μg」です。厚生労働省では、栄養補助食品で400μgの葉酸摂取を推奨していることになります。
葉酸不足によるお腹の赤ちゃんへの影響
厚生労働省が葉酸摂取を推奨する理由は「神経管閉鎖障害の発症リスクの低減」です。神経管閉鎖障害とはどういったものなのでしょうか?
神経管閉鎖障害とは、妊娠初期にお個ある先天異常で、
・神経管の上部に障害が発生する「無脳症」
・神経管の下部に障害が発生する「二分脊椎症」
があります。
神経管閉鎖障害が起こるのは、お腹の赤ちゃんの神経管がつくられる妊娠4~5週頃です。このことから、葉酸の摂取は妊娠中だけではなく、これから妊娠を考えている人にも必要なことがわかります。
無脳症
神経管の上部が塞がらないことで起こるのが「無脳症」です。神経管から脳が正常につくられず、頭蓋と大脳が欠損した状態にないます。無脳症に場合、エコー検査にによって妊娠14週頃には診断できます。また、脳以外の臓器には異常がないことも多く、胎児は成長を続けますが、脳がつくられないと生きていくことができないため流産や死産の可能性が高くなります。
二分脊椎症
神経管の下部が塞がらないことで起こるのが「二分脊椎症」です。本来であれば、脊椎の管の中にあるべき脊髄が外に出てしまうことで、障害にわたって治療やリハビリが必要な神経障害が起こります。障害としては、下半身の神経が麻痺するによる歩行障害や運動障害、膀胱や直腸などを動かす筋肉の麻痺による排尿・排便障害、性機能障害が起こることもあります。また、約半数の割合で軽度から中程度の知的障害を発症します。
日本国内での二分脊椎症の発症率は、1万人に5人前後だそうです。葉酸が不足することでお腹の赤ちゃんへの影響があるということではなく、葉酸を摂取することでこれらの発症リスクを低減する可能性があるということです。しかし、元気な赤ちゃんが生まれてくることを願うママにとっては、葉酸を摂取することはとても重要なことです。
ベルタ葉酸サプリはいつから飲むべき?
ここまででわかったことは、
・葉酸を摂取することでお腹の赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できる
・厚生労働省は、栄養補助食品で1日400μgの葉酸摂取を推奨している
ということです。
また、神経管閉鎖障害が起こるのは、お腹の赤ちゃんの神経管がつくられる妊娠4~5週頃であるため、これから妊娠をしようと考えているとき、または妊娠する可能性が考えられるときから葉酸サプリを飲むべきです。
ベルタ葉酸サプリのお腹の赤ちゃんへの影響
ベルタ葉酸サプリは、栄養補助食品であり、薬のように治療を目的としてつくられていないため基本的に副作用などはありません。また、妊婦さん向けに作られているサプリなので、お腹の赤ちゃんへの影響もありません。しかし、ベルタ葉酸サプリを飲んだ人の中には、副作用と思わる症状を感じた人も少なくないようです。
考えられる原因は、葉酸の過剰摂取です。葉酸は造血効果があるため、必要以上に摂取すると血管が拡張され心拍数を高めてしまうことがあります。これによって、吐き気や食欲不振、むくみや不眠などの症状が起こる可能性があります。ただし、これは過剰摂取した場合です。1日の摂取量400μgというのは、普段の食事にプラスして栄養補助食品での摂取量として推奨されている量なので、サプリに配合されている葉酸の量を確認して、1日の摂取量を守れば大丈夫です。
ベルタ葉酸サプリはどこで購入できる?
ベルタ葉酸サプリは、ドラッグストアなどの店頭販売は行っていない通販限定商品です。そのため、ベルタ葉酸サプリを購入できるのは、ベルタ公式通販サイトかベルタ楽天市場店のどちらかになります。
どちらで購入しても金額に差はなく、1カ月分が5,980円(税込+送料無料)です。また、定期購入にすると33%OFFの3,980円(税込+送料無料)で購入することもできます。ちなみに、この金額は初回だけでなくずっと継続されます。
ただし、ベルタ葉酸サプリの定期購入には注意が必要。ベルタ葉酸サプリの定期購入には6回以上の継続が条件となっています。
6回以上の継続となると、総額23,880円にもなります。また、サプリメントで5,980円もすると続けられるかが心配という方もおられるのではないでしょうか。ベルタ葉酸サプリと同じモノグルタミン酸型の葉酸400μgを摂取できる葉酸サプリは他にもあります。
ベルタ葉酸サプリ以外のおすすめサプリ
ベルタと同じように健康と美容に特化した商品を販売している株式会社N&O Lifeでは、妊婦さんや赤ちゃんの発育に特化したブランド「アロベビー」というのがあります。そのアロベビーからも葉酸サプリが販売されています。
ベルタ葉酸サプリとアロベビー葉酸サプリを比較したものがこちら。
アロベビーは、赤ちゃんの発育にも特化したブランドであるため、赤ちゃんの成長に必要な鉄分、カルシウム、ビタミン、ミネラルの他にも乳酸菌やDHAなども配合されています。また、ベルタ葉酸サプリに比べて、金額もリーズナブルなのに、いつでも解約可能な定期購入なのに初回が980円になるのもおすすめポイントです。
アロベビー葉酸サプリも、通販限定商品になります。アロベビー葉酸サプリを、「いつでも解約可能な定期購入の初回980円」で購入するには、アロベビーの公式通販サイトからの購入になります。
葉酸で赤ちゃんのアトピーが軽減する?
実は、葉酸には、赤ちゃんのアトピー肌を改善する効果があるとされています。
葉酸には、免疫強化と血流改善の働きがあり、この2つの働きによってアトピーの症状を改善・軽減すると考えられています。
この2つの働きがどのようにアトピーに効果があるのかというと、まずは細胞分裂を促すこと。
アトピーの炎症で荒れてしまった肌の早期改善するために細胞分裂を正常に促す働きをします。肌は無数の細胞によってつくられているので、しっかり細胞分裂を繰り返えすことで肌の再生が早まり治りも早くなります。
もうひとつ、新しい血を作ることがあります。血液中の赤血球が減ると悪性貧血になって血液が不足したり流れが悪くなり、アトピーの症状を悪化させる原因にもなります。葉酸には血液中の赤血球を形成して新しく血液を作る造血作用があるので悪性貧血を予防につがなります。また、葉酸はストレスを軽減します。アトピーには、ストレスは大敵で、ストレスは体の血流を悪くしてアトピーの改善を妨げます。
葉酸には脳の神経に働きかけて自律神経の乱れを整える作用があるので、ストレス軽減にもつながります。
これらは、お腹の中の赤ちゃんにはあまり影響のないことだと言えますが、この葉酸の効果によってお母さんの健康が作られることは、赤ちゃんにもいい影響を与えてくれます。これから妊娠を考えている方や、妊娠中の方には特に葉酸サプリの摂取をオススメします。ご自身が続けやすい葉酸サプリを見つけましょう。