美肌レーザーという美容方法を耳にしたことはありませんか?
美容外科や美容皮膚科で取り扱っているレーザーは種類も様々で、「美肌レーザーって何?」「どんな種類があるの?」などわからないことが多いですよね。今人気のGENKINGさんも月に1回は美肌レーザーを取り入れています。ここでは美肌レーザーについての基礎知識だけでなく敏感肌でも美肌レーザーはできるのかをわかりやすく解説します。
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こんな方に見てほしい
このページは、芸能人が美肌のためにやっていること試してみたいけど、実際のところどうなのと思っている方に見ていただきたいページです。
※2018.10.9 記事の内容を更新しました。
概要
GENKINGも愛用する美肌レーザーとは
美容家として女性からの支持があるGENKINGさん。GENKINGさんの節約美容法が話題となっていますが、そんなGENKINGさんも月に1回は美肌レーザーを取り入れているようです。
-引用-
genking(@officialgenking) Twittr
そんな、GENKINGさんもやっている美肌レーザー。
敏感肌でなくても女性なら一度はやってみたいものです。
美肌レーザーが本当に肌にダメージはないのか、敏感肌でもできるのかなど気になるところですが、まずは美肌レーザーとは、どういったものなのかを解説していきます。
レーザーマシンを使った美肌治療
マシンを使った美肌治療は、大きく「レーザー治療」と「光(IPL)治療」に分けられます。
美肌マシンの安全性や効果は年々進化していて、シミやそばかす・ニキビ・しわ治療など、あらゆる悩みに対してマシン治療を行うクリニックが多くあります。
しかし、現在では様々なマシンがあり、「マシンによって何が違うの?」」「私の悩みにはどのマシンがいいの?」など迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。レーザーの機能別の種類以外に、メーカーごとに名前を変えてきているので、余計にややこしくなってしまっているという面もあります。つまり、違う名前の施術を受けていても、実は中身はほぼ同じなんてこともよくあります。
美肌レーザーの種類
美肌レーザーの種類は、レーザー治療と光(IPL)治療の2種類です。
レーザー治療と光(IPL)治療の決定的な違いは、「波長(光の長さ〉」と「パルス幅(レーザーの照射時間)」の違いです。この2つが異なることで、治療内容や施術後の回復期間(ダウンタイム)も変わってきます。
●波長について
波長とは光の長さのことです。太陽光は色々な波長の光が集合しています。可視光線としては7色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)に分かれ、それ以外に、目に見えない赤外線や紫外線なども含んでいます。波長が短いほど皮膚表面に影響し、波長が長いほど皮膚の奥まで作用します。光治療マシンは、複数の波長をもっていますが、レーザー治療マシンは1種類につき、単一の波長であることが特長です。
●パルス幅について
パルス幅とは、レーザーの照射時間のことです。その時間は用途によって様々です。
パルス幅が短いほど、
・熱が広がりにくい
・深い位置のシミに使われる
・威力が強くなる
という特長があります。
パルス幅が長いほど、
・威力が穏やか
・浅いシミに有効
・熱が広がりやすい
という特長があります。
さらに、レーザー治療と光(IPL)治療について詳しく解説していきます。
レーザー治療
レーザー治療には、複数の種類があり、それぞれが異なる波長をもっています。波長によって、肌のターゲットゾーン(レーザーの作用する深さ)が異なります。
レーザーは「メラニン等の黒色素に反応する波長」と「毛細血管等の赤色素に反応する波長」に分類できます。
例えば、しみ用のレーザーは、メラニンに作用する波長をもつのタイプが有効。
その他に、しみ治療だけでなく、真皮上層部に熱を加えてコラーゲンを生成させることで肌を若返らせたり、古い角質を除去するレーザーピーリングにも用いられています。レーザーの波長を使い分けることで、脱毛、シミ、たるみ、赤ら顔、毛穴など幅広い適応が可能になるのです。
レーザーによるシミ治療は、パルス幅を調節してエネルギーを焦点化して、シミ、アザ等のメラニンターゲットを一気に狙い撃ちできる照射方法です。
そのため正常な皮膚細胞にはダメージを与えることなく、シミ、アザなどを除去することができるのです。
デメリットとしては、瞬間的にレーザーを当てるため、ピリピリと痛みを感じたり、肌に強烈な熱エネルギーを受けたことにより、一時的にメラニンを過剰に生成してシミが以前より濃くなる症状(炎症後色素沈着)が現れることがあります。
レーザー治療は、マシンによって波長が異なるので、レーザー治療を受けるときは数種類のマシンを使っている美容外科を選ぶのもポイント。あなたの肌の悩みに合わせた治療が行えます。最近では、「QスイッチYAGレーザー」を導入している美容外科をよく見かけますが、QスイッチYAGレーザーの特徴は2つの波長を切り替えて照射できるため、シミ、ほくろ、そばかす、あざ、入れ墨まで、幅広い治療が可能なり、取り入れている美容外科も多いのです。
光(IPL)治療
フォトフェイシャル等の光治療では、IPLというレーザーとは異なる特殊な波長の光を使用しています。
光治療には、複数の波長が含まれており、異なる症状に働きかけるため、シミ、そばかす、小じわ、ニキビ跡、赤み、はり等を同時に改善することができます。レーザーのようにしみだけ、ホクロだけといった局所的な照射ではなく、顔全体にフラッシュを浴びせるように照射していきます。
レーザーでは除去が困難な薄いしみにも効果を発揮し、顔全体を明るくしつつ、肌質も改善できるのが光治療の特長です。
光治療のマシンは主に表皮の浅い層に働きかけ、表皮深部、真皮にまで作用するレーザーや赤外線治療を組み合わせると、肌のハリやたるみの改善も期待でき、より効果的な治療ができます。
光治療の場合はほとんどの機種がミリ秒単位のパルス幅で使われているため、パルス幅による効果の差は小さいと言えます。光治療はレーザーに比べ、パルス幅が長いため、効果が比較的穏やかな代わりに、照射後に炎症後色素沈着が生じる可能性は低いと言えます。
美肌レーザーで大切なのは波長とパルス幅の組み合わせ
美肌レーザーには、多くの種類がありますが、レーザーによって波長が違ったり、波長が同じであってもパルス幅を変えることで、適応する症状も変わり、副作用の程度も異なります。あなたの肌の状態にたいして、どのレーザー治療が最適なのかは、波長とパルス幅の組み合わせで決まります。
レーザー治療を行う際は、専門医としっかりカウンセリングをして、自分の肌と目的に合った治療を決めていくことが大切です。
美肌レーザーでGENKINGと同じ肌にはなれない!
はっきり言うと、GENKINGさんと同じ美肌レーザーをしても、GENKINGさんと同じような美肌にはなれません。
美容家というは美肌レーザー以外にも、美肌を維持するために、ほぼ24時間、毎日努力を続けています。
ジムでのトレーニング、入浴、マッサージ、エステ、ストレッチ、食生活、それだけでなく寝ている間も常に、美肌を維持するために努力をされています。美肌を維持することそのものが美容家の仕事であり日常なのです。
その努力の結果、多くの女性から支持や憧れられる美しさを保っているのです。
美容家が美肌のためにやっていることのひとつだけを真似したところで、同じようになれるはずがありません。
美容のために美肌レーザーを取り入れるのはとてもいいことだと思います。
そこで大切なのは、それと同時に毎日のスキンケアで肌の状態を整えて、食生活や生活習慣で体の内側から、肌細胞を活性化させることがもっと大切なのです。
敏感肌でも美肌レーザーはできるの?
美肌レーザーを受け体と思ったとき、やっぱり気になるのが「敏感肌でも受けることができるのか?」「肌にダメージはないのか?」という点です。
やはり、敏感肌の場合、レーザー治療になると、どうしても刺激となる可能性が高いので、クリニックによっては治療が受けられないこともあるようです。
しかし、最近では様々なニーズに合わせたレーザーマシンが開発されているので、敏感肌でも肌の状態によっては施術も可能になってきています。
どうしても美肌レーザーで治療したいという方は、まず専門のクリニックでカウンセリングを受けてみて自分の肌の状態にあった治療ができるかどうかを確認しましょう。そして、クリニックは一つだけに絞るのではなく、数ヵ所カウンセリングを受けてみて、ここだというところを見つけるのがいいでしょう。
カウンセリングを受けてみた結果、美肌レーザーでの治療が受けれなくても、敏感肌の状態を改善させるための最善な治療方法などアドバイスも受けることができます。
その際の、クリニック選びでのポイントを紹介します。
・エステではなく医師のいるクリニックを選ぶ
・カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶ
・レーザーマシンを複数所有しているクリニックを選ぶ
クリニックのホームページなどでこれらの情報は確認することができます。また、ホームページからメールでの問い合わせなどにも対応しているクリニックもあるので、一度そこから相談してみてもいいでしょう。
まずは美容外科でカウンセリングを
美肌レーザーを受ける場合、まずは専門の医師がいる美容外科がオススメです。
ここで大事なのは、しっかりとカウンセリングをしてくれる美容外科を選ぶことが大切です。美肌レーザーのメリットやデメリットをしっかり理解して、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。
まず相談するなら、全国に店舗を構え治療実績も多くある、湘南美容外科クリニックなどがオススメ。
テレビCMでもよく見かける湘南美容外科クリニックなので、症例実績も多く、レーザーマシンの種類も豊富なので、あなたの肌に合わせ治療を受けることができます。
電話やメールなどで相談もできるので、是非一度相談してみてはいかがでしょう。
自宅で美肌レーザーができる?
美肌レーザーはどんなものなかは理解できたけど「費用もかかるし」「やっぱり行く勇気がない」。
そんな方には、自宅でできる美肌レーザーをご紹介!
自宅でできる美肌レーザーは、医療用レーザーのように強力ではないので、劇的な効果は期待できませんが、敏感肌にとって心配な副作用などは軽減されます。また、自分の好きなタイミングで行えるのもメリットです。
話題のRIZAP(ライザップ)監修の美顔器「エステナード リフティ」
美顔器で、肌を土台から支える表情筋をケアして、ハリを与えます。さらにはそこにマッサージをプラスすることで、「ハリを覚醒」させます。美顔器ひとつで、肌をほぐしながら温め、その後引き締める、そして最後にイオンの力美容液成分を肌の奥まで導入するといった、表情筋のハリを覚醒させるアプローチができます。
また、実際に施術にいくより価格を抑えられるのでまずは試してみたい方にオススメ!
韓国で話題!家庭用レーザー美顔器「ビューティーレーザー 890」
韓国で話題の家庭用レーザー美顔器「ビューティーレーザー 890」です。低出力(890nm)レーザーは表皮にダメージを与えることなく深部の真皮層(皮膚の内側)へエネルギーを与えることができ、自宅でエステ顔負けの本格的な美肌ケアを体験できます。
30~40代の女性を中心に大変人気!まずは試してみたい方にオススメ!
美肌レーザー受ける前に敏感肌ができること
美肌レーザーは、GENKINGさんのような美容家や芸能人がやってるからという理由だけで、初めても全く同じような肌になることはありません。特に敏感肌の場合は、まずは肌の状態を自分自身でしっかりと把握することが大切になります。
急に美肌レーザーをしたいと思っても、敏感肌の場合は施術そものもができない可能性も。美容外科や美容皮膚科に行くには、ハードルがも高いし、お金もかかるし、時間もかかるし、まったく意味がなかったらどうしようという不安もあります。
その前に、自分の肌のために日頃どのようなスキンケアを行っていますか?
美肌になるために大事なのは、美肌レーザーをするのではなく美肌を保つために今なにができるかです。
肌キュアでは、敏感肌やアトピー肌の方向けに役立つスキンケア情報をお届けしていますので、是非、他の記事も参考にしてみてください。