Site icon 肌キュア

出産後はシミが増える!原因はホルモン!育児中にできる簡単お手入れ

出産後はシミが増える!原因はホルモン!育児中にできる簡単お手入れ

出産後にシミが増えたと感じていませんか?出産後のシミは肌老化によるものではなく、ホルモンバランスが影響しています。そのため、通常のシミとは対策方法が異なります。今回は、そんな出産後に増えたシミを消したい方のために、忙しい育児の合間にできる簡単お手入れ方法を紹介します!

この記事は約5分で読めます。

こんな方に見てほしい

このページは、出産後に増えたシミが気になるけど、育児に手いっぱいでお手入れなんてする暇がないと思っている方に見ていただきたいページです。

概要

出産後に増えるシミの原因

妊娠中・出産の時期はさまざまな肌トラブルが起こります。
肌トラブルの中でも特に気になるのが「出産後に増えるシミ」。シミは、一度できてしまうとなかなか消えないので、出産後のお手入れに悩まされる人も多いです。どうして、出産後にシミが増えるのでしょうか?

シミが増えるメカニズム

出産後にシミが増えるのは、妊娠中に活性化する女性ホルモンが影響しています。

妊娠中には乳首が黒ずんだりしませんでしたか?
妊娠すると、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌が増えることで、表皮の基底層にあるメラノサイトが刺激され、シミの原因となるメラニンが増えやすくなります。
特に、乳首や乳輪、陰部などのデリケートゾーンは元々メラニンが多いので黒さが際立ちやすいです。それと同じことが、顔でも起こっているため紫外線対策をしていてもシミができるやすくなります。

このように妊娠中の女性ホルモンが原因で起こるシミのことを「妊娠性肝斑」と呼びます。

妊娠中・出産後の敏感肌も影響!?

妊娠中から出産後にかけては、女性ホルモンのバランスの変化に肌が対応しきれずに、肌は敏感肌になりやすくなります。わかりやすくいうと、生理前に肌の調子が悪くなるスペシャル版みたいなイメージです。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあるのですが、それらが排卵や妊娠といった子供を産むために必要な機能に合わせて分泌量が急激に変化し、それによって肌への影響を与えます。例えば、エストロゲンには肌の水分量を増やす作用とコラーゲンの生成を促す作用があります。しかし、エストロゲンの分泌が急激に減ると、それに伴って肌の水分量が低下しコラーゲンの生成力も弱くなります。

また、妊娠すると体が赤ちゃん中心の機能に変化していくため、つわりや腰痛、便秘どの不調が起こりやすくなります。不調によるストレスやイライラ、不安なども影響して、さらに妊娠中は敏感肌になりやすいのです。

敏感肌というのは、肌のバリア機能が低下している状態であるため、刺激に弱く炎症を起こしやすくなっています。炎症を起こした肌は、肌を守るためにメラニンをたくさんつくります。つまり、妊娠中の敏感肌もシミが増える原因になっています。

こういったことからもわかるように、妊娠中から出産後にかけてのシミは、加齢によるシミとは少しメカニズムが違うため、お手入れ方法も異なります。

出産後に増えるシミのお手入れ方法

シミは、一般的には加齢によってできるイメージがあります。
シミの原因となるメラニンは、肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーによって排出されます。しかし、年齢を重ねるにつれて肌細胞もどんどん衰えていきます。そのため、ターンオーバーが遅くなりメラニンがずっと沈着してる状態が、加齢によるシミです。
加齢によるシミを消すためには、メラニンの生成を抑えることも必要ですが、ターンオーバーを整えるために肌細胞を活性化させる必要があります。

一方、妊娠中・出産後というのは、女性ホルモンの影響で肌が弱り、一時的にメラニンが集中して発生することが原因です。肌細胞そのものは衰えていないため、出産後のお手入れ次第で、シミは自然と消えていきます。

出産後のシミを悪化させないためにするべきこと

出産後の肌は、肌自体が本来の機能を取り戻そうと頑張っています。そのため、お手入れがとても重要になります。まずは、できるできないに関わらず、出産後のシミを悪化させないためにするべきことを紹介していきます。

●紫外線対策
シミを悪化させないために大事なのは、メラニンを増やさないこと。そのためには、紫外線対策はするべきです。UVカットの帽子や上着を羽織ったり、紫外線吸収剤を使用していない低刺激な日焼け止めなどの利用がおすすめです。

●睡眠時間の確保
育児中の睡眠時間の確保は、とても大変なことです。しかし、睡眠は健康には必要不可欠です。ホルモンの分泌や肌細胞が最も活性化するのは睡眠中です。自分だけ頑張るのではなく、たまには周りにも頼って休息する時間を作りましょう。

●バランスのよい食事
肌細胞は、食事からの栄養を吸収して活性化されます。逆に、偏った食事を続けると肌細胞の衰えにもつながります。また、摂取した栄養は母乳を通して赤ちゃんにも届けられます。そのため、出産後は特に美白に欠かせないビタミンCが不足しやすくなるので、意識した食事を心がけるようにしましょう。

●授乳で女性ホルモンを整える
授乳中は精神的なリラックス効果があるとされ、女性ホルモンのバランスを整えることがわかっています。

育児中でも出来る簡単お手入れ方法

育児に家事に忙しくなると、どうしても後回しになってしまうのがお肌のお手入れです。
お風呂にゆっくり入ることもできず、お風呂上りすぐに化粧水、乳液、クリームなんて付けてる暇なんてありません。これだと、シミは消えるどころか将来増える危険性が高くなりす。

そこで、育児中でも出来るオススメなお手入れ法は、「オールインワンを使うこと」です。
オールインワンは、化粧水からクリームまでをひとつのアイテムでできる優れものです。最近のオールインワンは、こだわり成分で作られていたり種類も豊富です。

出産後にオールインワンを選ぶためのポイントとしては、出産後の肌は、まだまだ不安定で敏感なので低刺激なものを選ぶことが大切。また、出産後のシミは肌細胞が本来の機能をとり戻せれば、自然と消えていくので、あえて刺激が強い美白効果のあるものを選ぶ必要はありません。
肌への刺激が少なく、使い心地のいいアイテムを見つけるのが一番です。

サプリメントに頼るのもあり

簡単にという点であれは、好きなタイミングで手軽に飲めるサプリメントに頼るのもひとつの手段です。
特に、腸内フローラの改善効果がある乳酸菌などは、さまざまな健康効果が期待でき副作用の心配もないので、出産後や授乳中でもオススメです。腸内フローラを改善することで、消化吸収力のアップや、肌には悪い便秘の解消などが期待できます。

乳酸菌サプリメントは、大手企業からも様々なものが販売されていますが、中にはコラーゲンなどの肌細胞を活性化するD-アミノ酸を豊富に含んでいるものもあります。

出産後でも肌のお手入れは忘れずに

出産後はとにかく毎日が慌ただしく過ぎ去っていくので、お肌のお手入れがおろそかになります。気になるけどできないという状況が続いてしまいます。

出産後は、慣れない育児や忙しさから疲れやストレスも知らないうちに溜まっています。むしろ、「やらなきゃいけない」と思ってしまうことが一番お肌にとっては良くない状況です。そんなときは、無理せずオールインワンなどを使って簡単お手入れするのもOKです。

Exit mobile version